相鉄新7000系で最後まで残った1編成・7754Fは、11/7(土)・8(日)に開催されるイベントをもって完全に引退となる見込みである。
新7000系は個人的にも好きだった車両であり、何記事かに分けて振り返っていきたいと思う。本記事では、10月末頃から11月頭にかけて撮影した7754Fの写真で振り返ってみたい。
新7000系は一部を除き10両編成であり、7754Fも10両編成であった。そのため、優等列車として走ることも多かった。2014年のダイヤ改正で「特急」の運転が開始されてからは、特急として走る新7000系の姿もよく見られた。
もちろん各駅停車として走る姿も見られた。上りはほぼ全列車が横浜行き、下りは(1999年以降)湘南台行きや大和行きが多かったが、特急運転開始以降は日中や朝夕でも「海老名」行きの各停として走る機会が多くなっていた。
相鉄線はいくつかの路線の近くを走っているが、特に横浜-西横浜間ではJR東海道線・横須賀線と併走している。JRの車両と並んで走る新7000系の姿も、この11月で見納めとなった。
特に平日の通勤ラッシュ後に入庫する運用の場合、珍しい「種別+行き先」の組み合わせも見られる。冒頭の通勤急行横浜行きは、折り返し快速大和行きとして運転された後に入庫した。
個人的な撮影(乗車・目撃)はこの朝が最後となったが、7754Fはその後2日夕方、3日終日、6日朝に営業運転され、引退イベントの日を迎えた。