相鉄新7000系を振り返る(2)〜夕・夜に見た7754Fと7751Fの並び、7753Fも〜

二俣川駅1・2番線で緩急接続する7751F各停海老名行き、7754F快速湘南台行き(2020/9/1)

二俣川駅1・2番線で緩急接続する7751F各停海老名行き、7754F快速湘南台行き(2020/9/1)

11/7(土)・8(日)に開催されるイベントをもって引退する相鉄の新7000系

最大6編成在籍していた新7000系も、今年1月末の7755F引退をもって残り7751F・7753F・7754Fの3編成となった。そしてその去就が注目される中、半年後の8月に7753Fが引退、10月頭には正式に引退及び引退イベントの開催が告知され、10月中旬に7751Fも引退となり、最後まで残った7754Fもイベントをもって完全引退になると思われる。

本記事では、残り3編成以下となった時期に撮影した、新7000系同士(2本)の並びの写真を何枚か紹介したい。

二俣川駅3・4番線で緩急接続する7754F各停横浜行き、7751F急行横浜行き(2020/9/1)

二俣川駅3・4番線で緩急接続する7754F各停横浜行き、7751F急行横浜行き(2020/9/1)

冒頭の写真は、平日夜に二俣川駅で7751F各停海老名行き・7754F快速湘南台行きが接続したシーンであるが、その数十分後、今度は7754Fが各停、7751Fが急行となって接続した。このように、タイミングによっては同じ車両同士が海老名・湘南台で折り返した後再び接続するダイヤとなっており、この日は新7000系同士のそれが見られた。

星川駅で上り各停(7751F)を通過追い越しする急行(7754F)(2020/9/3)

星川駅で上り各停(7751F)を通過追い越しする急行(7754F)(2020/9/3)

その2日後、今度は夕ラッシュ時に「7751Fが7754Fを星川駅で待避」する姿が短時間に2回見られた。横浜行きの7754F急行が7751F各停を追い越し、横浜駅の折り返しでは先に7751F各停(湘南台行き)が出発した上で7754F快速(湘南台行き)が星川で追いつく、というダイヤの流れになっていた。なおこの後さらに、湘南台駅で先行の7754Fと後続の7751Fが一瞬並ぶことになる。

海老名駅に到着する7753F(快速→特急) (2020/7/19)
海老名駅に到着する7754F(特急→急行) (2020/7/19)
海老名駅に続々到着する7753F(快速→特急)、7754F(特急→急行) (2020/7/19)

7753Fが運用に就いていた頃に時を戻して、7月中旬の日曜日。18時台(夏でまだ明るい時期)に7753F・7754Fの優等列車が2本連続で海老名駅で折り返すタイミングがあった。

海老名駅1・2番線に並ぶ7753F特急横浜行き、7754F急行横浜行き(2020/7/19)

海老名駅1・2番線に並ぶ7753F特急横浜行き、7754F急行横浜行き(2020/7/19)

海老名駅での並びは少なくとも相鉄ホーム上では上手く撮影できないが、確かにホーム両側に数分間、新7000系2編成が並んで停車していた。

二俣川駅3・2番線で並ぶ7753F各停横浜行き、7751F各停湘南台行き(2020/3/1)

二俣川駅3・2番線で並ぶ7753F各停横浜行き、7751F各停湘南台行き(2020/3/1)

最後に、7753F・7751Fがすぐ隣で並んだ時の写真である。二俣川駅の2・3番線は、湘南台方面の各駅停車が本線系統・JR線直通系統の列車と接続を取るための長時間停車することが多く、2本の列車が並んでいる時間が比較的長い。そのため、珍しい編成同士の並びなども目撃しやすい場所となっている。つい1ヶ月ほど前まで新7000系が4編成在籍していた時期なのでこの頃にはそれほどレア感はなかったかもしれないが、今思うと貴重な眺めだったかもしれない。