E235系1000番台の横須賀行き&横須賀始発

横須賀駅2番線に停車中のE235系普通上総一ノ宮行き(2021/1/2)

横須賀駅2番線に停車中のE235系F-03編成普通上総一ノ宮行き(2021/1/2)

横須賀線総武快速線E235系1000番台がデビューしてから早2週間が経過した。現在5編成が在籍しており、今のところ特定のいくつかの運用に充当されることが多いようだ。

その中でも、平日・土休日問わずE235系で運転されることが多いのが、午後の横須賀行き&横須賀始発(上総一ノ宮行き)である。

武蔵小杉駅3番線に到着するE235系(15両)横須賀線横須賀行き(2021/1/2)

武蔵小杉駅3番線に到着するE235系(15両)横須賀線横須賀行き(2021/1/2)

14〜16時台にかけて運転される横須賀行きは、平日は津田沼始発、土休日は千葉始発で運転される。横須賀行き(横須賀始発)の列車は1日6〜8本程度であり、その多くは朝ラッシュ時・夕ラッシュ時以降に運転されるため、「日中」と言える時間帯に走るのは現在この1本のみである。そんな元々ある意味貴重な列車に、現在はE235系が充当されていることが多い。(逆にE217系の引退間際にはE217系が多く充当される運用となったりもするのだろうか…?もっとも直近のダイヤ改正で運用全体が大きく変わるとは思われるが。)

逗子駅2番線で切り離し作業中のE235系横須賀行き(2021/1/2)

逗子駅2番線で切り離し作業中のE235系横須賀行き(2021/1/2)

この列車は基本15両編成で運転されるが、逗子以南まで直通するため逗子駅で4両部分の増結・解結が行われる。停車時間も上下線ともに4分以上程度取られている。

横須賀駅2番線に停車中のE235系普通上総一ノ宮行き(2021/1/2)

横須賀駅2番線に停車中のE235系普通上総一ノ宮行き(2021/1/2)

JR横須賀駅は変わった構造をしており、まず1番線と名前のついた乗降用ホームは無い。その上で、2番線が東京方面の折り返し専用ホーム(頭端式)となっており、久里浜方面との往来ができるのは3番線のみである。

つまり、横須賀駅を発着するほとんどの列車は3番線発着であるが、横須賀行き/横須賀始発の列車のみ2番線を発着する。E235系の横須賀行きももちろん例外ではない。

2番線は頭端式ホームのため、このように正面から停車中の列車を眺めることができる。その意味で、停車中のE235系を真正面から眺められる貴重な場所でもある。

横須賀駅で見られるE235系デビュー関連の掲示(2021/1/2)
横須賀駅で見られるE235系デビュー関連の掲示(2021/1/2)
横須賀駅で見られるE235系デビュー関連の掲示(2021/1/2)
横須賀駅の駅舎(2021/1/2)
横須賀駅前のヴェルニー公園から見られる海の眺め(2021/1/2)
横須賀駅の駅舎と、駅前のヴェルニー公園から見られる海の眺め(2021/1/2)

横須賀行きは横須賀駅16:12着、16:42始発で約30分停車する。1本後の下り列車(久里浜行き)で追いついたり、横須賀駅で目撃した後1本前の列車(4両編成逗子止まり)で先回することもできるため、沿線での撮影も合わせて狙うことができる。

現状必ずしも外出をお勧めできない情勢ではあり、また落ち着いた頃には運用等が変化しているかもしれないが、横須賀行き/始発列車の乗車・撮影は普遍的にオススメできるコースとなっている。