その0(伊豆高原駅ホーム編)、その1(河津駅ホーム編)、その2(河津駅前の歩行者天国編)に引き続き、本年2月に河津桜を見に行った時の写真を紹介する。本記事では、「河津桜まつり」開催序盤の2/11(火祝)に河津川周辺の桜と共に撮影した車両写真を紹介する。
館橋付近(河津駅から真っ直ぐ)から撮影
前回の記事で撮影ポイントとして紹介した歩行者天国(河津桜まつり開催期間の日中のみ)を線路沿いに真っ直ぐ歩くと、突き当たりに河津川、そしてそこにかかる赤い橋「館橋」がある。この付近は、川を渡る列車と河津桜を同時に眺めることができる。
まずこの位置で1列車、リゾート21の真っ赤な塗装・キンメ電車を撮影した。
館橋を渡って対岸側から撮影
さらに館橋を渡った川沿いは、画角の良さに加えて次に来る車両もあってか、より多くの撮影者が集まっていた。
この3月で引退となった、251系スーパービュー踊り子号を撮影した。
河口方面へ歩く
河津川を渡る列車を撮影できるポイントとしてはは、今の2箇所に加えて線路の反対側もある。しかし今回、次の列車まで時間があることから、河津川を河口方面に歩き、海岸付近まで行ってみることにした。
途中に足湯の施設があったので、短時間だが立ち寄った。2階に足湯があるという面白い構造で、対岸に咲く河津桜が見渡せる絶景スポットでもあった。
そして河津川にかかる海に一番近い橋「浜橋」に到着した。河口側を見渡すと目の前が海という、そちら側はそちら側で絶景である。
浜橋(海岸付近)から撮影
見ての通り、先ほどまでいた館橋や伊豆急行線の線路からはかなり離れてしまった。ただ、川沿いに咲く河津桜の並びや背景の山々自体が綺麗でもあり、また望遠で列車の通過を狙っている撮影者も多くいたようだ。
というわけで、この位置でカメラをズームさせ、次の列車の撮影を狙ってみた。
ちょうど河津駅で185系踊り子号同士が交換するタイミングであった。2列車で似たような写真にはなるが、連写して様々な瞬間の写真を納めてみた。
この後、再び河津駅付近に戻って撮影や桜の鑑賞を行った。
おまけ:車窓から河津川を眺める(※1月撮影)
河津川を渡る列車を外から見るのも良いが、列車からの眺めも良いものである。
河津桜シーズンにこの川を渡った時はあまりうまく撮影できなかったが、少し前の正月の時期に撮影した時の景色も良かったので載せてみる。現在のダイヤに置き換えれば「踊り子18号」の年末年始ごろは、この写真のように夕暮れに差し掛かった時間帯の河津川(やその先の海岸付近)の絶景を見ることができる。