【E217系#9】113系からE217系、そしてE235系の時代へ

成田駅で並ぶE217系「エアポート成田」と113系鹿島神宮行き(2007/8/6)

成田駅で並ぶE217系「エアポート成田」と113系鹿島神宮行き(2007/8/6)

2月17日はE217系の日ということで、今回はE217系と時代を共にした113系E235系との並びの写真を。

1枚目、14年前の成田駅での並び。既に横須賀線総武快速線の車両はE217系に統一されていた時代だが、113系の短編成は房総半島で活躍しており、総武本線内房線外房線で並びを見ることもできた。

ちなみに、当時E217系の成田空港行き列車は、快速「エアポート成田」として運転されており、2018年3月のダイヤ改正でその愛称が消えても同様の運用形態で運転され続けている。

横浜駅10・9番線に停車中の横須賀線 E217系/E235系(2020/12/31)

横浜駅10・9番線に停車中の横須賀線 E217系/E235系(2020/12/31)

そして昨年12月21日、E217系の後継車となるE235系がデビューした。2月現在、既に6編成が置き換えられ特定の運用を中心に運転されており、代わりにE217系の廃車等も進み始めた。

これから数年ほどの間にE217系E235系に置き換わり、その間だけはE217系E235系の並びも見られることになる。

横浜駅構内に掲示されている「令和生まれのNEW横須賀線です!!」ポスター(2021/2/11) 昭和生まれの113系・平成生まれのE217系・令和生まれのE235系がイラストで並ぶ

横浜駅構内に掲示されている「令和生まれのNEW横須賀線です!!」ポスター(2021/2/11)
昭和生まれの113系・平成生まれのE217系・令和生まれのE235系がイラストで並ぶ

ちなみに最近、JR東日本大船運輸区製のE235系紹介ポスターを駅構内で見かけることがくある。ポスターに記載されている通り、言われてみれば113系が昭和生まれ、E217系が平成生まれ、E235系は令和生まれとなっており、3世代の横須賀線総武快速線車両のデビュー時期がうまく元号で分かれている。この意味で、E217系はまさに「平成」の車両だったと言えるのかもしれない。