E235系の投入を控え去就が気になり始めている横須賀線・総武快速線のE217系だが、実は2006年から2015年(上野東京ライン開業のダイヤ改正前)まで、最大3編成が東海道線を走っていたことがある。車体のラインカラーも東海道線で走る編成はいわゆる湘南色となっており、横からのパッと見ではE231系とそれほど差が無かったかもしれない。そんな湘南色のE217系の写真を2枚ほど。
当時の東海道線は、車両形式によって運用がある程度固定されていた。上記写真の列車は、東京駅平日21:50始発の通勤快速である*1。横浜駅でサンライズ瀬戸・出雲号を待っている時に目の前を高速で通過したり、あるいはその後に乗車したサンライズ号車内から小田原駅に回送として停車している湘南色E217系を、一時期よく見かけた気がする。
湘南色のE217系はよく目にしつつも撮影はあまり出来ていなかったが、何枚か残っている写真を取り出すと、少なくとも上野東京ライン直通前ではある分、何かしら他の部分にも懐かしさを感じるものである。
2枚目は、2006年の横浜駅で撮影したものである。日中の東海道線列車の「東京」行きも今ではほとんど見られない光景だが、5・6番線ホームで天井から吊り下げられている時刻表も今の横浜駅ホームでは見られない懐かしいものとなっている。