昨日12月21日、横須賀線・総武快速線にE235系1000番台がデビューした。一番列車は大船駅16:51始発の君津行きで、大船駅では記念式典も行われたようである。
ちょうど外出予定時間と合わせられそうだったので、この一番列車に新川崎から武蔵小杉までの1区間だけ乗車してみることにした。
列車到着数分前の時点で、新川崎駅には既にE235系を見に来たと思われる鉄道ファンや地元の親子連れと見られる乗客がホーム上で明らかに確認できる程度に見られ、数名の駅員・警備員もスタンバイしていた。新川崎駅でもそれなりに見物客が多かったので、大船駅はもちろんのこと横浜駅や都心の駅ではもっと見物客が多かったのではないかとも想像する。
定刻から6分ほど遅れて、新川崎駅にE235系の一番列車が到着した。列車の混雑としては、グリーン車を含め座席が概ね埋まり立ち客も(密でない程度に)見られる状態であった。一番列車かつ数分遅れということもあり、この時間帯の上り列車としてはやや混雑している状態と言えるだろうか。
乗車したのは1号車。片側のドアには「田浦駅ではこのドアでは開きません。」 のシールが貼られていたが、E217系に掲示されているものとはデザインが違うようだ。また、ドアの外側寄りには「ドアにてをつかないでね!」という文言が横浜支社マスコットキャラクターである「ハマの電チャン」のセリフという体で掲示されていた。
また最新車両ということで、ドア上の車内ディスプレイも充実していた。周辺を通る車両だと埼京線E233系7000番台、相鉄12000系には車内ディスプレイが設置されているが、それらよりもディスプレイが大きいように感じた。
武蔵小杉駅の降車位置案内が表示されたが、15両分の降車位置がハッキリと表示されていて分かりやすく感じた。
武蔵小杉駅で下車。停車中、定期的に両連結部から「車両連結部です。ご注意ください」との音声が流れることに気づいた。
今回ひとまず短時間だけ乗車してみたが、E217系と比較すると様々な面での進化を感じた。落ち着いた頃に、改めて空いている列車・区間を見計らって乗車・撮影してみたい。