2年前の2018年4月15日(日)、新潟駅の在来線ホームが一部高架化された。今も8・9番線は地上にあるが、地上1-4番線は4月14日(土)で利用停止となった。
そんな新潟駅高架化の直前である4月13日(金)・14日(土)、偶然にも新潟泊の日程で旅行していた。本記事では、その際に撮影した写真を何枚か紹介しつつ振り返ってみたい。
新潟駅地上ホームの様子
まずは、地上ホームに停車する列車や地上時代にあった施設の写真を、撮影日ごとに何枚か紹介したい。
高架化2日前:2018年4月13日(金)
485系改造車のきらきらうえつ号は、新潟駅の高架化後も2019年9月まで定期列車として運転され続け、年内に引退した。現在は海里号が羽越線の観光列車の血筋を受け継いでいる。
地上ホーム1番線は、 万代口改札の目の前にあった。1番線に到着する列車に乗車していれば、市街地までのアクセスは格段に良かった。
高架化前日:2018年4月14日(土)
特急いなほ号は、高架化後は原則5番線発着となり、専用改札を通じて11番線(のりかえホーム)停車中の上越新幹線と相互に乗り換えができるようになった。新潟駅の高架化によって一番便利になったのはその点かもしれない。
高架後の5番線については、以下の記事も参考になれば幸いである。
この8・9番線に限っては、現在も引き続き地上のやや離れた位置で運用されている。特急しらゆき号のうち10本中8本はこのホームを発着している。
この8・9番線と高架ホーム2-5番線や新幹線乗り換え口との往来は、工事中であるという点も含めて煩雑で長いものであり、現在の新潟駅での乗り換え・乗降は以前と比べると不便な場合も多い。これに関しては、高架化や周辺を含めた工事の終了を待ち望むばかりである。
高架化工事に関する掲示や様子
臨時ダイヤ・代行バスの運転:2018年4月14日(土)
高架化前日は、線路切り替え工事に伴い一部列車の運休やバスによる代行輸送が行われた*1。特に越後線新潟-白山間では、10:30頃から鉄道は運休となっていた。
まとめ
以上、新潟駅地上ホーム時代・高架化直前の様子を簡単に振り返ってみた。
今年1月に約2年ぶりに新潟駅の高架化後のホームを訪れた時は、ホームの雰囲気は地上時代と比べてかなり変わったように感じた。来年度には在来線全ホームの高架化が完了予定となっているが、既にほぼ廃止された地上ホームに名残惜しさを感じつつも新潟駅高架化の完成を楽しみにしたい。
*1:新潟駅付近連続立体交差事業高架化工事に伴う列車の運休・バス代行輸送計画および新潟駅高架駅第一期開業について(JR東日本新潟支社2018/2/23)