この4連休、JR武蔵小杉駅の横須賀線ホーム側の改札・新南口の改札内のエスカレータが、老朽化に伴い工事が行われている。それにより、エスカレーターや改札の運用が普段とは異なる状態となっていた。
掲示されていたポスターによると、この4連休(9/19-22)は改札入って少し奥にある「下りエスカレーター」が使用停止となっている。また来月再来月の平日を挟んだ4日間(10/31-11/3)は、改札手前の「上りエスカレーター」が使用停止期間となる予定である。
これにより、ホームや改札も含めて通常とは異なる運用が行われている。
「下りエスカレーター」が閉鎖された今、普段は「上りエスカレーター」として運転されている改札目の前のエスカレータが、下りとして運用されている。ホーム上では、下りエスカレーターの位置が変更になっていることを告知するため、専用の係員が列車到着の度に案内を行なっていた。
一方、エスカレーターでホームに登りたい乗客向けに、普段は平日朝(7:00-9:00)のみ使用可能となっている臨時改札(ICカードのみ利用可能)が開かれている。上りエスカレーターのみの一方通行で、ホームのかなり横浜寄りに上がることができる。もちろんこちらに関しても、改札口付近で係員が絶えず「上りエスカレーターをご利用の方(でIC乗車券の方)は臨時改札をご利用ください」との旨の案内を行なっていた。
この運用状況下において、紙の切符・乗車券・フリー切符の類で臨時改札を通ることはできず、新南改札側からもすぐにホームに上がることができない(少し歩いて階段かエレベーターを使うか、エスカレーター利用なら東京寄りまで相当歩く必要がある)ので、乗車券やフリー切符などを利用して急いで横須賀線を利用する際などには気をつけた方が良いだろう。
なお現在、新南改札のうち2機が利用不可能となっている。普段はこの改札機から入ってすぐのところに上りエスカレーターがあるが、一時的に下りエスカレーターとなっているため、通常の導線が辿れないようにするための措置だと思われる。