修善寺駅で並ぶE257系踊り子号

修善寺駅3番線に到着した踊り子13号、2番線で発車待ちの踊り子12号(2021/3/13)

修善寺駅3番線に到着した踊り子13号、2番線で発車待ちの踊り子12号(2021/3/13)

今回(2021年3月13日)のダイヤ改正では、特急踊り子号に使われていた185系が全てE257系に置き換わった。これに伴い、昨年度までは全て185系で運転されてきたJR東海区間伊豆箱根鉄道線内を走る「修善寺発着の踊り子号」もE257系で運転されることになった。

そして早速、伊豆箱根鉄道線内でのE257系営業列車の並びが実現した。すれ違いも含めれば修善寺駅の手前・牧之郷駅にて踊り子9号が運転停車・踊り子8号が通過、が先に実現しているが、お互い停車する形で並ぶのは、修善寺駅に踊り子13号が到着(14:06)してから踊り子12号が発車(14:18)するまでの12分間、が初めてであった。なお運転初日、踊り子13号は14:06から数分遅れて修善寺駅に到着した。

修善寺駅2番線で発車待ちの踊り子12号、3番線に到着した踊り子13号(2021/3/13)

修善寺駅2番線で発車待ちの踊り子12号、3番線に到着した踊り子13号(2021/3/13)

今回デビューしたE257系の付属編成である5両編成は、両側共に同じ顔となっている。特に10号車側(冒頭の写真:修善寺駅の頭端側)は貫通扉となっているが、下田編成(9両編成)と連結する東京-熱海間でも(乗務員以外)通り抜け出来ないようだ。

 

なお、修善寺駅でのE257系の並びが実現するのは、踊り子9・12号が運転される土休日のみである。以前は土曜日のみ踊り子17号が修善寺にも直通しており踊り子16号と約1分間だけ並ぶ姿が見られたが、その踊り子17号や日曜のみ修善寺直通の踊り子2号は、臨時列車の運転日を見る限り実質廃止となり、修善寺踊り子は平日2往復・土休日3往復に限る体勢となった。