緊急事態宣言も延長の見通しで、ダイヤ改正前・185系の走る内にに伊豆方面に堂々と赴くことがいよいよ難しくなってしまった。
そんな情勢にあるので、もう一度行きたかった伊豆方面で撮影した写真をこの機会に振り返っていきたい。本記事では、伊豆急行線の片瀬白田駅付近で撮影した185系を何枚か振り返ってみたい。
片瀬白田駅は伊豆急線内でも比較的海岸線の絶景地帯に近い場所にあるが、停車するのは普通列車のみで、踊り子号をはじめとした特急列車は通過する。そのため、片瀬白田駅に降り立てる機会は上下線それぞれ30分〜1時間に1本程度である。
片瀬白田駅では、踊り子号は速度を落としながらも通過していくのが基本ではあるが、伊豆急行線は単線ということもあり、行き違いのため特急が一旦停車することも多い。臨時列車が多い時期などは、踊り子号同士がすれ違う場合もあるようだ。
片瀬白田駅のすぐ北側には白田川が流れており、伊豆急行線の列車は橋を渡ることになる。
橋の線路の横には細いながらも歩行者用通路があり、通過する列車がそこそこ至近距離を通る。
白田川橋梁を渡る列車を海側から撮影すると、縦の電線こそ入るもの、山から出てきた列車を比較的映える構図で撮ることができるように思う。185系特有の側面の斜めラインも確認することができる。
できればここでもう一度、さらに満開の河津桜と共に映る185系の写真を納めたかった。来年には落ち着いた情勢となり、まだほとんど実現していないE257系やサフィール踊り子号E261系と河津桜の組み合わせを安心して眺められるようになることを願いたい。