「新しい」特急が集まる品川駅12:30前後(特に月木金)

品川駅に12:30前後に発着する3本の特急列車

品川駅に12:30前後に発着する3本の特急列車
サフィール踊り子3号は平日(月木金)のみの運転

今回のダイヤ改正で、品川駅には「サフィール踊り子号(E261系)」「踊り子号(E257系)」という2種類の車両が新たに停車するようになった。また常磐線全線復旧に合わせる形で、ひたち号仙台行きが品川駅からも1日2本発車するようになった。

それらが近い時間帯に集結するのが、品川駅12:30頃である。

品川駅12:20頃の常磐線・東海道線発車標(2020/3/16)

品川駅12:20頃の常磐線東海道線発車標(2020/3/16)
ひたち13号仙台行き、サフィール踊り子3号の表記が見える

踊り子4号(E257系・6番線12:25発)

品川駅6番線に入線するE257系踊り子4号東京行き(2020/3/16)

品川駅6番線に入線するE257系踊り子4号東京行き(2020/3/16)
E257系踊り子4号の1号車側前面
ヘッドマークLED表示
E257系踊り子4号の1号車側前面とヘッドマークLED表示(2020/3/16)
光加減的に、晴れた日のこの時間・この位置でヘッドマークは見えにくいようだ

伊豆急下田9:51発の特急踊り子4号にはさっそくE257系が充当されている。元々近い時間を走っていたスーパービュー踊り子2号は品川を通過していたが、本改正により踊り子号関連は全て品川駅に停車するようになった。

なおこの車両は東京駅9番線に着いた後、折り返し東京駅13:00発(品川13:08発)踊り子15号伊豆急下田行きとなる。

サフィール踊り子3号(E261系・12番線12:38発・月木金のみ)

品川駅12番線に停車中のE261系サフィール踊り子3号伊豆急下田行き(2020/3/16)

品川駅12番線に停車中のE261系サフィール踊り子3号伊豆急下田行き(2020/3/16)
サフィール踊り子3号の発車案内
サフィール踊り子3号の行先表示
サフィール踊り子3号の発車案内と行先表示(2020/3/16)

平日(原則として月・木・金)のみ運転の臨時列車・サフィール踊り子3号も品川に停車する。運転日であれば、1時間半前を走る定期列車のサフィール踊り子1号(品川11:08発)を含め東京始発のサフィール踊り子号として2本の選択肢がある。

 

なお、該当する曜日でも祝日(土休日ダイヤの日)であれば、3号ではなく新宿始発の5号が運転されるので注意が必要である。さっそく直近の3/20(金祝)は3号の運転対象外である。また正確にはゴールデンウィーク期前後の期間は臨時サフィールも毎日運転されるため、4/28(火)は運転されることになっている。(期間中の他の火・水曜日は祝日である。)

ひたち13号仙台行き(E657系・品川駅9番線12:45発)

品川駅9番線に停車中のE657系特急ひたち13号仙台行き(2020/3/16)

品川駅9番線に停車中のE657系特急ひたち13号仙台行き(2020/3/16)
ひたち13号仙台行きの発車案内
ひたち13号仙台行きの行先表示
ひたち13号仙台行きの発車案内と行先表示(2020/3/16)

常磐線全線復旧に伴い、特急ひたち号のうち1日3往復が仙台を発着するようになった。そのうち大半の下り2本・上り3本は品川発着、残り下り1本は上野始発である。

仙台行きひたち号の品川発時刻は12:45(13号)、15:45(19号)。いずれも仙台まで4時間40分以上をかけて走る(13号17:26着、19号20:28着)。

なおひたち13号は、ときわ70号品川行き(12:22着)として入線し、清掃作業のため一旦ドア閉めが行われた後に準備が出来次第乗車できるようになる。その時々で変わり得る話ではあるが、筆者が確認した時には行先表示器の表示が折り返しの「ひたち13号仙台行き」に切り替わるまで5〜7分程度を要していた。

まとめ

半ば偶然とは思うが、品川駅12時半頃には「新しい」特急が複数発着するようになったので、その様子を紹介した。

なお品川駅でこれらの列車が停車するのを見ることもできるが、すぐ隣で開業したばかりの新駅・高輪ゲートウェイ駅から今回紹介した特急が通過するのを眺めてみるのも良いかもしれない。