羽田空港方面から東京モノレールに乗車し、天空橋駅に降り立った時のこと。
最後尾車両から降りると、目の前には待合室。そしてその中にはベンチと…駅名標である。
なぜ待合室の中に駅名標があるのか……これは推測だが、待合室の造りを見るに「駅名標がある場所に待合室を設置した」のではないだろうか。
天空橋駅に停車するのは普通のみであり、空港快速や区間快速は通過する。平日の朝夕は全列車普通列車だが、日中や土休日は普通の本数が少なく、次の普通まで12分以上間隔が空くこともあり、その間には通過列車がある。その上で、天空橋からは羽田空港方面よりも浜松町方面のほうが需要が多いであろうと考えると、こちらのホームにのみ待合室を設置する理由としては分からなくもない。
ところで天空橋駅は、京急との乗り換えができる駅でもある。
朝(7:00-11:00)のみ、京急側からモノレールへの乗り換えができるようになっている。主に、京急からモノレール新整備場駅に向かう通勤客向けの設備だと思われる。