引退・デビュー/リニューアルの多かった2020年!横浜駅での写真で振り返る

2020年も残すところ約1時間となった。2020年は数多くの鉄道車両が引退・デビューしたが、本記事ではその中でも横浜駅を通る車両の横浜駅での写真に絞りつつ、その代わりにやや広い目線で引退・デビューを振り返ってみたい。

引退:251系(スーパービュー踊り子号)

横浜駅6番線に停車中の251系スーパービュー踊り子7号伊豆急下田行き(2020/1/25)

横浜駅6番線に停車中の251系スーパービュー踊り子7号伊豆急下田行き(2020/1/25)

30年間にわたって伊豆方面への観光特急として活躍し続けてきたスーパービュー踊り子号が、2020年3月のダイヤ改正をもって引退となった。

特に1・2・10号車の2階建て車両が印象的であり、乗るのが楽しみになる車両の一つであった。

デビュー:E261系(サフィール踊り子号)

横浜駅に到着するE261系サフィール踊り子2号東京行き(2020/8/22)

横浜駅に到着するE261系サフィール踊り子2号東京行き(2020/8/22)

そんなスーパービュー踊り子号に代わる形でデビューしたのがサフィール踊り子号である。全車グリーン車、カフェテリア(食堂車、ヌードルバー)付き、などという新時代の豪華さが備わった車両となっている。

デビュー(リニューアル):E257系2000番台(踊り子号)

横浜駅6番線に停車中のE257系踊り子15号伊豆急下田行き(2020/6/27)

横浜駅6番線に停車中のE257系踊り子15号伊豆急下田行き(2020/6/27)

サフィール踊り子号と同じタイミングで伊豆方面へと向かう車両としてデビューしたのが、E257系のリニューアル車である。2021年のダイヤ改正では185系が担っていた踊り子号やライナーといった列車を受け継ぐことになる。

新車ではないものの、窓側座席にはコンセントが設置されるなど185系との時代差は感じられる車両となっている。

引退:相鉄新7000系

横浜駅1番線に停車中の7754F各駅停車湘南台行き(2020/9/13)

横浜駅1番線に停車中の7754F各駅停車湘南台行き(2020/9/13)

目を相鉄に向けると、こちらも車両の入れ替わりが激しい時期となっている。20000系第2編成以降の投入に代わる形で、11月には新7000系の編成が全て引退となった。側面の種別表示幕など、一昔前の相鉄を思わせる面がいくつも備わっていた車両であった。11月7・8日には、人数制限・抽選制ながらも引退イベントが開かれた。

引退:相鉄9701F

横浜駅3番線に停車中の9701F特急海老名行き(2020/9/13)

横浜駅3番線に停車中の9701F特急海老名行き(2020/9/13)

そんな新7000系を追う形で、9000系のうち1編成だけYNB化更新されていなかった9701Fが11月末をもって引退となった。これにより、いわゆる「幕車」が相鉄から完全に退くことになった。

このほか、今年は8000系のうち8702Fが廃車となっており、来年度には8000系初期車の引退も進むものと思われる。コーポレート塗装の相鉄車両が見られるのも今のうちである。

リニューアル:相鉄8000系・1000系YNB塗装化(8709F/10701F)

横浜駅に停車中のYNBリニューアル車8709F(2020/11/9)
横浜駅に停車中のYNBリニューアル車10701F(2020/11/9)
横浜駅に停車中のYNBリニューアル車8709F/10701F(2020/11/9)

JR直通向けの12000系、東急直通向けの20000系は最初からYNB(横浜ネイビーブルー)塗装であり、9000系の9002F〜9007Fは既にYNB改造車となっている。8000系以降の引き続き在籍予定の編成についても、順次YNB塗装化される見込みである。

今年は、8000系から8709F、10000系から10701FがYNB塗装更新され、既に運用に就いている。9000系とは違い、内装は座席色など一部のみ更新されている状態である。

デビュー:E235系1000番台(横須賀線総武快速線)

横浜駅9番線を発車したE235系1000番台普通横須賀行き(2020/12/31)

横浜駅9番線を発車したE235系1000番台普通横須賀行き(2020/12/31)

そしてつい先日(2020年12月21日)、横須賀線総武快速線用としてE235系1000番台がデビューした。山手線に続いて2路線目のE235系投入である。グリーン車座席のコンセント設置など、最新の設備も満載である。

現在は既に5編成が主に特定の運用に就いているが、今後数年かけてE217系を置き換えていく形となる。

来年引退:185系(踊り子号:特急として)

横浜駅7番線に停車中の185系(7両編成)踊り子114号我孫子行き(2020/11/15)

横浜駅7番線に停車中の185系(7両編成)踊り子114号我孫子行き(2020/11/15)

そして来年のダイヤ改正で「踊り子号」からの引退を控えているのが、国鉄時代の1981年から活躍し続けている185系である。

白色ボディに緑ストライプという特徴的な車体で、長年おなじみの車両であった。平日朝夕に湘南ライナーとして横浜駅を高速で通過する185系が見られるのもあと2ヶ月と少しのことである。

番外編(京急の駅名変更):(新逗子→)逗子・葉山行き

横浜駅1番線に停車中の1805編成+1809編成エアポート急行逗子・葉山行き(2020/9/5)

横浜駅1番線に停車中の1805編成+1809編成エアポート急行逗子・葉山行き(2020/9/5)

横浜駅で観測できた変化という意味で言えば、京急の駅名変更も挙げられる。行先表示版から「新逗子」の文字がなくなり、代わりに「逗子・葉山」という文字が見られるようになった。2020年3月14日のJRダイヤ改正と同じタイミングで、京急6駅の駅名が変更となり、新逗子は「逗子・葉山」となった他、横浜からエアポート急行で1駅の仲木戸も「京急東神奈川」 となっている。

まとめ

以上、観測対象を横浜駅に絞ってはみたが、引退・デビュー/リニューアルした車種についてなるべく網羅的に振り返ってみた。長年親しんできた車両の引退が寂しいのと共に、新たに定着していく車両のデビューを喜べる年でもあった。

なお本記事では直接触れなかったが、横浜駅自体やその周辺の駅ビルにも変化・新規開業などが多く、横浜駅は改めていろんな意味で飽きない場所だということを個人的に思い知った1年だったかもしれない。

来年も185系215系の定期列車消滅をはじめとして各社の車両動向に変化が訪れ続ける。時勢に気をつけながらも、また振り回される面もあるかもしれないが、可能な形で追い続けていきたい。