横浜駅西口の工事は本当に長い間続いているが、今年1月に駅ビルの開業が告知され*1、いよいよ一段落つきそうな状況であった。
緊急事態宣言も開けたばかりのタイミングではあるが、しばらくぶりに横浜駅西口方面を歩いていた(平日夕方で、元来よりは人が少なく密はなんとか避けられている程度の人出であった)。そこで、今週末5/30(土)に開業予定だった「NEWoMan YOKOHAMA」の開業延期についてシャッターに記されているのを発見した。
後で調べてみると、5/13の段階でJR東日本公式*2やNEWoMan YOKOHAMA公式HP及びプレスリリース*3にて開業延期の発表があったようだ。NEWoManの他にCIAL横浜、T・ジョイ横浜を含んだJR横浜タワー全体、あるいはその先にあるJR横浜鶴屋町ビルも含めての延期である。
結果的に5/30時点では緊急事態宣言が明けているとはいえ、開業準備の問題もあり、また当面は三密を極力避けたい状況でもあるため、開業延期は致し方ないことと言える。なお、延期後の開業日は今の所未定である。
横浜駅西口は筆者が幼い頃からずっと工事が行われ、通路が変化し続けて来た場所である。大雑把に取り上げるなら、2004年には東横線地下化(みなとみらい線開業)に伴い横浜駅全体の通路が改めて整備され、そして近年になって横浜駅地下通路から旧ダイヤモンド地下街(現在はJOINUSの一帯)まで一旦地上に登ることなく往来できるようになった。そして時勢の影響で開業延期にこそなったものの、いよいよ完成形がほぼ具現化された形となった。
商業施設もさることながら、数ヶ月前まで完成像すら見えていなかったこの空間の、特に2階以上の部分を歩けるようになるのが待ち遠しい。
西口側からの外観も、JRビル全体が見えるようになって一気にイメージが変化した。右の相鉄JOINUSの建物も十分象徴的だと思うが、その横に2倍以上の高さのある建物が建つことになるとは。
横浜駅の新駅ビルの開業、あるいは安心した形で来訪できるまでもう少し時間はかかりそうだが、その時が待ち遠しい。昔から横浜駅に慣れ親しんで来た者として、改めて横浜駅周辺を探索してみたい。
*1:JR横浜駅直結JR横浜タワーが2020年5月30日(土)開業(JR東日本横浜支社 2020/1/23・追記3/26)
*2:JR横浜タワー・JR横浜鶴屋町ビル開業延期のお知らせ(JR東日本横浜支社 2020/5/13)
*3:「ニュウマン横浜」開業延期のお知らせ(LUMINE 2020/5/13)