相鉄車の急行湘南台行き、8分後に相鉄車の急行海老名行き

東急東横線新丸子-武蔵小杉間を走行中の相鉄20102F急行湘南台行き

東急東横線新丸子-武蔵小杉間を走行中の相鉄20102F急行湘南台行き

東急線から相鉄線へと直通する列車は、日中は東急東横線東急目黒線それぞれから30分に1本ほど運転される。田園調布-新横浜間での運転間隔はやや偏っており、東横線からの湘南台行きが走った7〜8分後に目黒線からの海老名行きが走る形となっている*1

東横線からの相鉄線直通列車には大きく分けて2種類あり、それは川越市(など東武東上線内)始発と和光市始発である。東武線内には東急車しか直通できない都合上、相対的に和光市発着の列車の方には相鉄車が充当されやすくなっている。

そのため、例えば武蔵小杉駅基準だと下り毎時05分頃の急行湘南台行きが相鉄車であることがやや多い。

東急目黒線新丸子-武蔵小杉間を走行中の相鉄21101F急行海老名行き

東急目黒線新丸子-武蔵小杉間を走行中の相鉄21101F急行海老名行き

一方、都営三田線西高島平始発の急行海老名行きは、武蔵小杉駅基準で日中は毎時13分・43分頃に発着する。こちらは全区間にわたり東急車・相鉄車の両方が運用に就いているが、結果として武蔵小杉05分・13分と約10分以内に連続で相鉄車の下り列車が走る時間帯が日中に何回か存在する。

既定の運用上だと、日中ダイヤ前後の時間帯だけでも平日の12,13,14,16,17時台、土休日は10,11,14,15時台に、相鉄車が連続で新横浜方面へと向かうタイミングが存在するようだ。細かい運用自体はダイヤ改正の度に毎回変化するものと思われるが、直通列車のスジや車両の直通範囲が大きく変わらない限りは似たような現象が続いていくと考えられる。

*1:後者が新横浜駅で時間調整することにより、新横浜-西谷間では10分・20分の間隔となる。20分間隔のところにはJRからの直通列車が挟まる形となっている。