どんどん増える相鉄の改造車・新車!YNB化された10701F、早くも5編成目の20000系

横浜駅3番線に停車中の10701F(YNB化改造車)急行海老名行き(2020/11/15)

横浜駅3番線に停車中の10701F(YNB化改造車)急行海老名行き(2020/11/15)

今月頭には新7000系の引退が話題となっていた相鉄の車両事情だが、その一方で新車の投入や改造車の復帰が続々と行われている。

10000系のYNB(ヨコハマネイビーブルー)改造車は、まさに新7000系の引退イベントが行われていた11月8日の夕方から運用に就いており、以降毎日のように運転されている。

二俣川駅3・4番線に並ぶ別形式のYNB車:10701Fと9707F(2020/11/10)

二俣川駅3・4番線に並ぶ別形式のYNB車:10701Fと9707F(2020/11/10)

ちなみに10701FはYNB化改造車ではあるが、塗装や座席色がYNB仕様となった一方、9000系(9702F〜9707Fの6編成)のような夜間の車内照明の暖色化やドア上表示器の更新などは行われていない。そのあたりは8000系で唯一YNB化された8709Fと同様である。10000系や8000系の残りのYNB化改造が今後どのように行われるのかも引き続き注目したい。

鶴ヶ峰駅1番線に到着する20105F各駅停車湘南台行き(2020/11/22)

鶴ヶ峰駅1番線に到着する20105F各駅停車湘南台行き(2020/11/22)

一方、つい最近まで20101Fの1編成のみ在籍(しかも事故で数ヶ月間離脱)していた20000系も、8月中旬に7753Fと入れ替わる形で20102Fが投入され、さらに10月には20103F・20104F、そして先週末には第5編成となる20105Fの運転が開始された。合計5編成ともなると、もはや相鉄の車両の中で一大勢力であり(例えば11000系も全5編成)、また今年度だけで6編成投入予定*1なので近々20106F、20107Fまで投入されるものと思われる。

 

JR直通車である12000系の投入・増備などもあり、この1年でYNB塗装編成の比率が急激に増加した相鉄の車両。残る非YNB塗装車と共に、東急直通開始に向けて今後も目が離せないところである。