8/15(土)を最後に運用から外れていた相鉄新7000系の7753Fが、昨晩かしわ台車両センターから陸送され引退したとの報を各種SNSで見た。
相鉄の中でも新7000系は個人的に比較的好きな車両であり乗車・撮影を狙うことも多かった。残る7751F・7754Fの2編成も今年度の20000系投入に代わって引退する可能性は高いと思われ、今のうちに乗車撮影等行いたいと思う。
さて本記事では、ここ1年ほどの間に撮影した7753Fの、日中各種別での姿を元にその活躍を振り返ってみたい。
折り返し、サムネ写真の特急横浜行きとなった
今年度初め時点で残っていた新7000系3編成は全て10両編成だったので、優等運用に入る確率も比較的高かった。
2014年以降(主に2015年まで)、あるいはJR直通のダイヤ改正以降は特にかもしれないが、海老名駅で特急・急行・快速・各停というあらゆる種別から種別へと変更し折り返していく姿が見られた。
快速としては、1999年の快速導入時は緑幕・湘南台方面限定であったが、いつの間にか青幕・海老名方面含めた運用となり、そしてJR線直通開始と共に西谷駅にも停車するようになった。当然、ややレアではあったが新7000系がJR方面の列車と西谷駅で接続する姿も見られた。
一方こちらはJR直通開始前の日中ダイヤだが、星川駅で湘南台行きの特急を待避する各停湘南台行きの7753Fである。
個人的に相鉄といえば星川駅の待避、と連想される部分もあるのだが、ある時期以降日中の星川駅での待避はほとんど無くなり、あるいは星川駅が高架化されたのもここ数年の話なので、「高架化された星川駅で日中に待避を行う新7000系の姿」は思ったよりもレアな姿だったのかもしれない。
そして相鉄の優等列車といえばやはり急行であるが、そんな急行列車がE233系と並ぶ姿を先月希望ヶ丘駅で見ることができた。土休日夕方のJR直通列車に各駅停車が多い時間帯である。
新7000系とJR直通列車との共演も、今は当然のように行われつつも、長くて1年程度の期間となってしまうだろうか。
近日中、別の観点から7753Fの写真を集めた記事も公開できればと思う。また引き続き、7751F・7754Fを中心として相鉄の車両を追い続けていきたい。
