引退まで残り2ヶ月を切ったE4系新幹線。全車2階建てのため、他の形式と比べて全高が高くなっている。
写真のようにE7系と並んだ状態を見ると、そのことがとても分かりやすい。
E7系側のホームから車体側面を見ると、向こう側にE4系の屋根が見える。E4系の存在感は圧倒的である。
逆にE4系側のホームに立つと、側面からは向こう側のE7系は(窓を通さない限り)見えなくなる。
2階建て車両の2階席からの眺めは、在来線だと現在でも首都圏グリーン車やサンライズ瀬戸・出雲号などで楽しむことができるが、より大きい新幹線の車体の2階席からの眺めはさらに格別と言える。東海道新幹線を走っていた頃の100系2階席(グリーン車・食堂車)からの眺めも思い出される。
10月1日の最終運転を控え、そろそろE4系も乗り納めの時期となった一方、仮にも都心部発着の移動には適さない情勢となってしまった(ただし直近日程で予約率△となっているE4系列車もあるようだ)。9月には少しでも安心して乗車・撮影できるようになっていることを望みたいが、より混雑する可能性も考慮する必要はあるかもしれない。