日中ダイヤが終わると珍しい種別・行先(の組み合わせ)、あるいは他社車両などが見られることの多い京急のダイヤ。
土休日の下り22時台、やや特殊な設定の列車同士が神奈川新町駅で接続するダイヤとなっている。
まず、待避ホームに「普通 逗子・葉山行き」が到着する。
エアポート急行が夕方・夜間にかけてまでも多く走るようになった現在のダイヤにおいて、横浜時点での「普通」列車の逗子・葉山行き(旧・新逗子行き)は、深夜帯を中心に1日数本程度となっている。
そんな普通逗子・葉山行きを、主に朝・夜間に走る「特急」が追い抜いていくことも多いが、中でも土休日神奈川新町22:18発の特急は、京急久里浜止まり、そして都営車運用である。
つい先日乗車した際は、残り2編成となった都営5300形が充当されていた。
5300形の表示は古い仕様となっており、京急久里浜行きの表示が「久里浜」となっていた。「高砂」などと同様、会社名を省略した駅名で表示されている。
なおこの列車は、終点の京急久里浜で折り返し「特急 新町」行きとなり入庫する。