7月22日からJR埼京線E233系7000番台ハエ127編成に「川越線開業80周年」ヘッドマークが掲出された。埼京線のE233系は今では相鉄線内にも乗り入れているが、川越線HM付きのハエ127編成も例外ではなく、この1ヶ月ほどで何度か相鉄線内にも乗り入れているようだ。ただ、「羽沢横浜国大行き」として運転されたのはおそらく昨日が初めてと思われる。
羽沢横浜国大行きというのは、もちろん相鉄JR直通開始時のダイヤ改正で登場した列車であるが、通常は埼京線のE233系が充当される。相鉄線内で完結する列車にJR車が使われる、として(早朝の羽沢横浜国大始発の列車と共に)話題にもなった。
「朝ラッシュ時に埼京線から相鉄線に乗り入れ、以降終日相鉄JR直通線として新宿⇔海老名間を往復する」運用は平日/土休日問わず6運用用意されているが、そのうち1運用はJR直通が終了した深夜時間帯に2回「羽沢横浜国大行き」として運転される。片方は海老名始発、その後回送され西谷始発、の2本である。
川越線80周年ヘッドマークはJR東日本大宮支社のプレスリリースによると11月1日まで実施予定とのことである。相鉄線内にこの編成が乗り入れてくることも、おそらくあと何回かはあるだろう。
今回の川越線HMに限らず、埼京線のE233系7000番台にヘッドマークやラッピング(最近まで掲出されていた東京2020オリンピックラッピング等)が施された場合には、それを西大井・武蔵小杉や相鉄線内で見ることができるかもしれない。相互直通運転の一つの面白い要素とも言える。
参考:川越線が開業80周年を迎えます(2020/7/16 JR東日本大宮支社)