今年は6/5・6・12・13・19・20に運転される快速「鎌倉あじさい号」。青梅駅から青梅線・南武線・武蔵野貨物線経由で最終的に横須賀線の鎌倉駅まで運転され、特急踊り子号としての運用を終了したばかりの185系(6両編成)が充当される。
様々な意味で注目度の高い列車であるが、朝の鎌倉行き・夕方の青梅行きが運転されるその間は、横須賀駅で留置されていた。
横須賀駅は2番線が折り返し専用ホーム、3番線が久里浜方面に直通できる上下線兼用ホームとなっているが、今回185系が留置されたのは3番線の1本向こう側の線路である。
上り方面6両の位置に停車しており、6号車側の前面を「ホームから」撮影することは実質不可能となっている。
3番線には横須賀線の列車、E217系はもちろんのこと、最新車両のE235系が発着することもある。この期に及んで185系との並びが確実に見られる貴重な機会とも言えるだろうか。
鎌倉駅17:33始発となる上り快速鎌倉あじさい号だが、17:15に下り列車が横須賀駅を発車した後、17:18頃に鎌倉方面へと回送されていった。
次週&次次週(6/12・13・19・20)、E257系5両編成で運転されるホリデー快速鎌倉号(南越谷-鎌倉間)も運転され、特に上りは比較的近い時刻で運転される。ちなみにこちらは逗子折り返し・大船(鎌倉車両センター?)留置であり、また最終週(6/26・27)にも運転される。
余談1。鶴見駅で貨物線に転線した快速鎌倉あじさい号(ホリデー快速鎌倉号なども同様)は、新川崎駅付近までは相鉄直通線と同じ線路を通り、その後のトンネルがあるため武蔵小杉駅は経由しない(地下を走る)。
下り列車は新川崎駅のホームの目の前、上り列車は新鶴見機関区の向こう側で臨時列車 の通過を見ることができる。
余談2。鎌倉あじさい号から(横須賀駅基準で2本後の)上り横須賀線に乗車したところ、横浜を過ぎてしばらくしたあたりで東海道線を走る「あずさ号時代の塗装の」E257系を追い抜いた。この列車はどうやら集約臨時列車の回送(平塚折り返し?)のようで、次週以降も2本の臨時列車のさらに後にこの列車を見られる可能性もありそうだ。