JR札沼線の非電化区間・北海道医療大学-新十津川間は、本年5/7付での廃止が決定している*1。特に浦臼-新十津川間は現在、朝の1往復しか列車が走っていないことでも知られている。新十津川駅の「終電」は10:00発である。
筆者はちょうど10年前の2010年にJR札沼線を完乗し新十津川駅を訪れていたが、その頃はまだ1日3本列車が来ていた。
冬の19時頃に到着する最終便で降り立ったため、既に辺りは真っ暗であった。車内の乗客数はよく覚えていないが、空いていたのは確かである。自分以外に居なかったかもしれない。
また後の行程もあったため、駅舎にもそれほど長く滞在せず、すぐに駅前に停まっていたタクシーでJR滝川駅に向かった記憶がある。
車窓も石狩当別より先はほぼ暗くて楽しめていないため、もう一度訪れてみたい…と思っているうちに浦臼以北は1日1往復となり、そして既に廃止が迫っている。
廃止直前のGWにもなれば相当数の人出が予想され、また現時点で沿線での撮影マナーが問題になっているという話もあるらしく、既に「廃線直前」でのんびりと乗車できる状態では無いかもしれない。あるいは、三江線や夕張支線で実施されたような廃止直前期間での増発という話も今のところ無さそうである。
少しでも空いてる時期に訪れてみたいとは思っているが、果たして…
※5/7追記
その後、一旦は浦臼-新十津川間の増発や連休期間の指定席化が計画されたものの
、時勢の影響で4/17の新十津川10時発の便をもって最終運転となってしまった。
*1:札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について(JR北海道2018/12/21)