京急の黄色い電車!KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN(京急線内編)

京急といえば「赤」のイメージだが、「青」の編成が2本(2100形、600形)、そして「黄色」の編成(1000形)が1本存在する。本記事では、2014年より引き続き運転中の「黄色」い編成、「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」(京急イエローハッピートレイン)について、京急線内で撮影した写真3枚ほどと合わせて簡単に紹介したい。

花月総持寺-生麦間を走行中の1057編成イエローハッピートレイン快特三崎口行き(2020/8/10))

花月総持寺-生麦間を走行中の1057編成イエローハッピートレイン快特三崎口行き(2020/8/10))

2014年5月より、京急新1000形の1057編成が「沿線に幸せを運ぶ電車」として黄色い塗装での運転が開始された。

8両編成なので、主に快特(・特急)として三崎口方面や羽田空港から都営浅草線や京成線・北総線方面にかけて運転されることが多い。また、エアポート急行として羽田空港⇔逗子・葉山間を往復する運用に就く機会もあるようだ。

上大岡駅を発車するイエローハッピートレイン・エアポート急行羽田空港行き(2015/4/12)

上大岡駅を発車するイエローハッピートレイン・エアポート急行羽田空港行き(2015/4/12)

運転開始当初は3年間限定の予定となっていた。また、扉部分の塗装がシルバーとなっており、西武鉄道の黄色い電車を彷彿とする車両デザインとなっていた。西武9000系「幸運の赤い電車」が生まれるキッカケにもなったと思われる。

好評につき3年間の期限を超えて運転継続となり、現在でも京急や直通先各社路線を走るKEIKYU YELLOW HAPPY TRAINの姿が見られる。また期間延長にあたり、2017年GW以降は扉部分は側面色と同じイエローとなっている。

三崎口駅で並ぶブルースカイトレイン・イエローハッピートレイン(2018/6/16)

三崎口駅で並ぶブルースカイトレイン・イエローハッピートレイン(2018/6/16)

京急には他にも、青い塗装の「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」が2100形、600形の計2編成存在する。

これら赤以外の塗装3編成のうちどれかを偶然見られればラッキーとも言えるが、さらに運が良ければそれらが並んだりすれ違う姿などを見られる可能性もある。例えば、快特が2本連続で特別塗装車だったりすると、三崎口駅で青・黄色(あるいは青同士)の編成が並ぶ姿が見られるかもしれない。

なお特別塗装車の運用は、公式HPで当日分、翌日分(14時以降発表)が発表されているので、乗車や目撃・撮影の参考にしてみても良いかもしれない。

 

参考:KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN 京急イエローハッピートレイン | 京急の電車紹介 | 京浜急行電鉄(KEIKYU)

特別塗装車の運用:特別塗装列車運行予定 | 京急の電車紹介 | 京浜急行電鉄(KEIKYU)